多肉植物とは葉や茎や根などの内部の柔らかな組織に水分をたくさん蓄えているタイプの植物のこと。ただし植物学的な分類ではなく園芸的な区別によるもので、多肉植物とそうでない植物との間に明確な境界線があるわけではありません。またサボテン科の植物は園芸品種をのぞいても5000種以上あるようなので、一般的には「サボテン」とサボテン以外の「多肉植物」とに大別されることがふつうです。
下の写真の植物はいずれもベンケイソウ科セダム(sedum)属の植物で、現在わが家の玄関先に鉢植として置いているものです。一見したところただの「雑草」みたいですが、肉厚または棒状のふっくらとした葉がたいへん愛らしいと思います。種類により若干の差はあるものの、総じて耐寒性・耐暑性がありもちろん乾燥には強いです。繁殖力も旺盛で、あまり手のかからない育てやすい植物といえます。
ミセバヤの一種。実生の幼苗が5寸鉢にいっぱい育っています。
リトルミッシー。斑入りの葉。後記のオウゴンマルバマンネングサが母種でしょうか。
ホソバオウゴンマンネングサ(細葉黄金万年草)
ドラゴンズブラッド
コーラルカーペット
オウゴンマルバマンネングサ(黄金丸葉万年草)
ブレビフォリウム