9月23日は鳥海山・飛島ジオパーク構想の「ジオガイド養成講座」の第8回目(希望参加の久慈市行を除くと第7回目)でした。場所は遊佐町生涯学習センターで、リードクライム株式会社の井東敬子氏による「ガイドの安全管理基礎編」「伝え方の基礎知識」という講義です。
井東敬子氏は長年、いわゆるネイチャースクール&ガイド的な仕事をされてきた方で、現場での豊富な経験にもとづく具体的な講話およびワークショップがたいへん面白かったです。ガイドは最終的にはその人の性格や資質に大きく左右されるので、細部では当然ながら井東氏とは異なるやり方をされる方も少なくないと思いますが、それでも参考になり刺激となる部分がいろいろありました。ジオガイドの場合でも基本・大筋はシステマチックに構築していかないといけないなという思いを強くしました。
下の写真は4〜5人ずつに分かれたテーブルで行われた最初のワークですが、事前説明などはいっさいなしに、この絵だけをみてどこが危険かを話し合うものです。細かくみれば10カ所ほど問題箇所を指摘できそうです。こういうわりあい単純なことですら人によって注視するところが違いました。
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