子供たちとキャンプ&登山

 

シルバーウィークとも称されるこの連休中の二日間、うちの子供とその友だちも連れてキャンプ&登山に出かけました(9/20~21)。キャンプは鳥海高原家族旅行村で、テント場に山岳用のテントを設営しました。食事はすべて子供たち中心の自炊です。

30張近くある他のお客はたいていがオートキャンプ的なかっこうで(ただし電気設備やシャワーなどはありません)、背の高い大きなテント+タープ+バーベキューという組み合わせがほとんどです。はっきりいって私はそういったキャンプにはまったく興味がありません。わざわざ自然の中で寝泊まりするのに自宅や街場でのそれと同じようなことをしてもちっとも面白くありません。

翌日はテント等を撤収してから、鳥海山の湯ノ台口コースを、滝ノ小屋〜河原宿まで登ってきました。ここも連休とあってたいへん人出が多く、第一駐車場は満杯のため徒歩で15分ほど離れた第二駐車場に車を停めました。気になったのは、第一駐車場で他の登山者の迷惑もかえりみずぎちぎちに駐車している人がいることです。車がUターンできるように、トイレや案内板・登山道入口付近には車を停めないで空きスペースを作っておくのが常識だったはずですが、かまわずそれらの真ん前に車を置いている阿呆どもがいます。

山中も人は多かったですが、晴天ながら雲がときどき視界を閉ざす天気で、風もすこしあったので涼しく、快適な山行をすることができました。多くの人が早朝に出発して頂上を目指したようですが、こちらは登山らしい登山は初めてという子供もいるので、のんびり&ゆっくりで、河原宿の雪渓まで行ってそこでぞんぶんに遊んで帰ってきました。

高い山のほうは完璧に秋の気候で、涼しいというより寒いくらいの天気。そのため花も少ないです。それでも標高1100〜1700mほどの間でウメバチソウ・ゴマナ・ヤマハハコ・ネジバナ・ミヤマアキノキリンソウ・イタドリ・エゾオヤマリンドウ・ミヤマリンドウ・シロバナトウウチソウ・シラネニンジン・エゾウサギギクなどが咲いていました。

下の写真は印象的だった風景のいくつかです。

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家族旅行村のキャンプ地で。夜はきれいに晴れて月や星がよく見えた。夕食後、恒例の肝試しのナイトウォークを1時間近くおこなった。

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旅行村敷地内の山野草園で。手前がエゾリンドウ、後ろがツリフネソウ。

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滝ノ小屋から河原宿の間の八丁坂にて。ここはあまりにも風が強く吹くので、草木の丈がとても低く、腰〜膝高以下。樹木は風下側に真横にしか枝を延ばせないほど。それでも夏は一帯がみごとなお花畑になる。

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河原宿。エゾオヤマリンドウが盛んに咲いている。紅葉しているのはシロバナトウウチソウの葉。霧が幻想的。

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心字雪渓。今年は比較的まだ雪が残っているほうか。

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心字雪渓の下端近くの草原。イワイチョウの葉が輝くような黄色に染まっている。このあたりはミヤマリンドウやシラネニンジンも多い。樹木は紅葉。

 

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