檜の薄板

 

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神奈川県のある方からご注文いただいた檜(ヒノキ)の薄板です。サイズは厚さ1.0mm、幅26mm、長さ150mmとごく小さなものですが、精度と平滑度はしっかりしています。

なにに使われるかは内緒ですが、ヒノキ材でこれくらい薄い板は市販ではまずないでしょうね。日曜工作の材料としてホームセンターあたりで小さいサイズの角材や板材・丸棒などはあるようですが、当然ながらご自分の目的とする樹種&サイズにぴったり一致するものというのはなかなかありませんので、今回のようなご注文とあいなったわけです。

ただ少量の薄板であっても、作るときはまず26mm厚さ、幅5〜6cm、長さ500mmくらいの板を正確にこしらえ、それを薄切り専用の丸ノコの刃で慎重にカットします。これは手で確実に保持できるだけの大きさと剛性がないと非常に危険であることと、加工精度が出ないからです。

そうした下拵えと機械や道具のセッティングに手間がかかるので、あとは数量がすこしくらい多くても少なくてもほとんど手間は変わりません。つまり少量であればあるほど1枚あたりの単価はぐんと高くなります。今回ももし100枚のオーダーであれば単価は2割くらいまで下がると思います。今回はそこらへんの事情をすんなり理解・ご承諾いただいたのでよかったのですが、いつもそうだというわけではなく、ものすごく驚かれて(「たった1個なのにどうしてそんなに高いの!」)不発に終わることも珍しくありません。

 

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