例によってわが家の庭にいま咲いている花です。8月も下旬になって朝晩はいささか寒いくらいの陽気になってきました。秋の気配が濃くなり、セミの鳴声はおさまりウマオイやコオロギがさかんに鳴いています。草木のほうも暑い夏をどうにかしのいで、ようやく本来の元気をとりもどしてきたように思います。
バラ(バラ科) 四季咲きの中輪で花径は7〜8cm、樹高も1m程度。中央部分はほのかに黄色みをおびており、「アイスバーグ」という名前の世界的な銘花だそうな。いま20数個の花が咲いている。
ツユクサ(ツユクサ科) いわずとしれた露草だが、よく見れば二つに折れた苞の間から咲く花の形もたいへんユニークで、なによりその青色がじつに美しい。昔はここらではトンボ草と呼んでいた。
イヌタデ(タデ科) まだ出始めだが、この花がたくさん咲いているのを目にすると、ほんとうに秋がきたんだなあという思いを深くする。ままごとで赤飯になぞらえて遊んだりすることからアカマンマとも。イヌは犬のことで、どうということもないありふれた存在という意味で、はっきり言うならば蔑称である。
?(?科) 一昨年にナツツバキの苗木などを買ったときに、植木屋さんがおまけでくれたもの。高さ30cmほどの矮姓の常緑樹であるが、なんだかよくわからない。