先日は室内に置いている鉢植えの花としてアザレア(西洋ツツジ)を紹介しましたが、シクラメンがそろそろ終わりになってきたこともあり、少し前にキク科のサイネリア(シネラリア)と、キキョウ科のベルフラワーを追加しました。
上の写真の左がツツジ科のアザレアで、右はピンクの縁取りのある白花のサイネリア、下の写真は淡紫色のベルフラワーです。みな満開状態ですね。いずれも日中は浴室の窓際に置いていますが、ほとんど白一色の無地の室内なのとペアガラスのうちの1枚に磨りガラスを使った窓なので、光が柔らかく拡散してとてもきれいです。いくらか幻想的な雰囲気も。
ベルフラワーはオトメギキョウ(乙女桔梗)ともいい、東ヨーロッパ原産の多年草です。花径は20〜25mmくらいですが、草姿にくらべると花は大きく次々に咲いていくので見ごたえはあります。寒さにも強いらしいので、うまく管理すれば庭植えにもいいかもしれません。
わが家は黒い瓦屋根の白い外壁の平屋なので、庭の植栽もできるだけ白い花が咲く草木を植えたいと考えているのですが、予算や手間ひまの都合もあってなかなか進展しません。丸山健二だったと思いますが、庭の植栽のすべてが白花という話です。安曇野の350坪の庭に植え手入れしている樹木や草本がみな白い花が咲くものだけ。庭園というのは結局は人工的な擬似的な自然なので、どうせならそれくらい徹底したほうがおもしろそうです。