フレックス ハンドリベッター

 

薄手の金属板やプラスチック板などをリベットで締結する際、専用のリベットをかしめるための道具です。キリで対象の材面に下穴をあけ、そこにリベットを差し込み、このリベッターでリベットの軸をはさんで強く引っ張るとリベットが固定される仕組みです。実際自分でやってみるまでは、どうしてこれで締結できるのかすこし不思議な気がします。

通常のリベットだと穴に差し込んだ軸側の先を叩いて大きく広げる関係で、反動を押さえるために頭のほうも強く押さえておかなければなりませんが、そちらの側に手が入らない場合はリベットを打つことはできません。ところがこのリベッターと専用のリベットを用いれば、片側だけからの作業でリベット止めができます。画期的な道具です。ただし リベッターのハンドルを手の握力で締めるだけなので、リベットの径は2.4mm、3.2mm、4.0mm、4.8mmとわりあい小さなものしか使えません。

リベッターはいろいろなメーカーから出ていますが、TOP工業のこのTRF−360はヘッドが360度回転するので、下の説明図にあるようにこれまでは不可能だった深い所や入り隅、斜めの箇所にもリベットを打つことができます。上の写真をよくみると本体側面にPROFESSIONALという刻印が浮き出ています。実際、ホームセンターあたりで売られている2000円程度のものとは作りがまるで違います。写真はヘッドをすこし傾けたところです。

じつはずっと昔に、リベット打ちと埋め込みナットを打つのと兼用の「リベッターナッター」という道具を買ったことがあるのですが、その切り替えがじつに面倒で、結局ほとんど使わないでお蔵になってしまいました。やはり専用のリベッターがいちばんです。家具作りにこの工具を使用することはまずないと思いますが、木工機械の保守や建築工事などには重宝するはずです。

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