ペーパーウェイトDタイプの木取の続きです。新たにまた3種類の材料を加工しました。仕上寸法より一まわり大きくした一次下拵えのものですが、左側二つがタモのバール(こぶ)、中二つはケヤキの樫目杢(左は赤味が上向、右は白太が上向)、右二つはハードメープルの縮杢です。この3種類も今回初めて使用する材料です。私の安っぽいコンパクトデジカメでは杢の具合がうまくとらえられていませんが、それでもたいへん特異な材料であることはおわかりいただけると思います。
下の写真は今回木取した材62本を養生のために積み上げたものの一部です。こうして2〜3ヶ月は置いておきます。基本的には乾燥した素材ですが、大きな材料から割って木取をしているので内部応力の変化で、あまりはやく連続して加工すると故障の原因になりかねません。
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