グーグルで「黒柿」を検索するとトップページに画像が4つ表示されますが、そのうちの二つは当工房のものです。順番は入れ替わることもありますが、表示されるものはほとんどいつも同じもの。上の写真はパソコンの画面をデジカメで撮影したものなので鮮明ではありませんが、左側が角形のくり物で、右がペーパーウェイトDタイプです。「くり物」というのは、板や桟を組み合わせて立体化する「指物(さしもの)」にたいして、ある程度の厚みのある材料をそのまま掘り込んでそれだけで器などにしたものをいいます。「くる」は「抉る」と似たような言葉と漢字なのですが、私のパソコンでは変換できません。
全国的には黒柿を素材として器物を製作している所はそれなりに数はあるようなのですが、どうして黒柿の製品となると上の画像しか検索で出てこないのか、ちょっと不思議です。当ブログにはそれほど大量のアクセスがあるわけでもありませんし、他のお店に製品を卸したりもいっさいしていないので、知名度も一般にはたいしてあるようには思えないのですが。
上の角形くり物については当ブログの2010年11月14日の記事に、ペーパーウェイトについては2011年7月1日と12月7日の記事に詳しいことが載っています。