※※ タイトルの入力が先日来うまくいかないので(ブログソフトのバグ?)、とうぶんの間「タイトルなし」とし、本文冒頭に見出しをすこし大きく付けることで代用とします。
滝めぐりドライブ
昨日の午後は自家用車を駆って鳥海山周辺の滝巡りをしました。まず旧八幡町の升田地区にある玉簾ノ滝です。集落外れの専用駐車場に車をおいて歩道を10分ほど歩くのですが、冬でも訪れる人がけっこういるらしく除雪してあります。雪解けで水量がたいへん多く、水しぶきが飛んでくるので100mくらいまでしか近づくことができませんでしたが、非常に迫力があります。落差63mの垂直の滝というのは、里に近くアプローチが容易という点でも、たしかに庄内随一でしょう。天気もよくあたたかな日曜日とあって他の見物客とも10人ばかり行き会いましたが、しぶきを敬遠してかみなすぐにきびすを返してしまうようで、なんとももったいない話です。
上の写真はその玉簾ノ滝を、升田から大台野にあがる七曲の坂の途中から眺めたものです。中央の細長く白いのがそれです。ただこの景観は樹木の葉がおいしげってくると見ることは難しくなってしまいます。昔はいくらか枝払いして滝がよく見えるようにしていたように思うのですが、やはり人手が不足しているのでしょうか。
鳥海山中腹の滝ノ小屋への駐車場に向かう車道は、まだ積雪のため牧場のところの分岐までしか行けませんでしたので、そこからの月山や、胎蔵山・薬師森・石滝山・キスカスなどの出羽山地の姿を愛でたあと、途中まで引き返して国道344号を東方の金山町方面に走りました。樹々の芽吹きはこれからで、残雪に広く覆われた白と褐色の景色ですが、ほぼ自然林がずっと続くので私は大のお気に入りのコースです。飽海郡と最上郡との郡境でもある青沢トンネルをぬけてほどなくの路側帯から撮った写真が上のもの。出羽山地の八森です。登山道はありませんがずっと昔に一度頂上に立ったことがあります。量感があり姿もとてもいい山です。
ここで車をユータンして、344号沿いにある滝をあらためて眺め、停車して写真を撮りながら行きました。下の2枚はいずれも私には名前がわかりませんし落差も20m程度ですが、なかなか美しい滝です。