※※ タイトルの入力が先日来うまくいかないので(ブログソフトのバグ?)、とうぶんの間「タイトルなし」とし、本文冒頭に見出しをすこし大きめに入れることで代用します。

段ボール迷路のユニット

 

3月2日(日)の午前11時から午後2時、遊佐町生涯学習センターで「おばけやしき」を開催するのですが(入場料一人300円。売店やカフェもあります)、その設営の準備をしています。私は主におばけやしき内の「段ボール迷路」の基本部分の製作を担当しています。下の写真はその迷路の通路となるユニットですが、開口で60×80cmの大きさです。

DSCN1770_2

 

予算が少ないので、材料費を節約するために段ボールは新しいものではなく、ホームセンターなどで商品の配送・梱包にいちど使ったものをもらいうけて、それの再利用です。キッチンペーパーなどの比較的軽量の商品用の段ボールのため、元々が薄く弱いものであることと、当然ながら箱として使うために切れ目や折り目があちこちに入っているので、くたくたしてまったく自立不可能。サイズもまちまちなので、まず工房のパネルソーを駆使して幅60cmと80cmとに切りそろえます。それからテープで両面から4枚を閉じ合わせて60×80cmの筒状にします。

これでもまだまったく自分では立てないので、スギの角材+12mm厚の合板でコの字型のタガを作り、要所要所でこれを上から落とし込みます。これでくったりした段ボールがようやく通路の姿になってくるのですが、外側からのタガだけでは今度は折り目のところで内部に折れ込んでしまうので、開口部の外側に補強の桟を付けます。材料は12mm厚の合板を25mm幅に切ったものですが、段ボールとの接合は充電式ステープラーで13×10mmのステンレスステープルを打ち込みます(なんだかたいそうめんどうですね〜)。

基本のユニットは現在のところ15個できており、長さは1.5〜2mほど。迷路ですから通路は一直線ではなく折れたりくねったりする必要があるのですが、それは現場で段ボールを任意にカットして作りこんでいきます。昨年はまったくゼロから現場で段ボールを継ぎはぎして迷路にしたのですが、それに比べれば、今回は格段に設営がしやすく、またある程度はくりかえし使えるくらいの耐久性もあるかなと思っています。

 

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