錦秋

埼玉県に住む甥が法事で帰ってきたので、翌日いっしょに旧八幡町の国道344号沿いに紅葉見物に出かけました。飽海郡側の最後の集落を過ぎ、青沢峠を越えて東側の最上郡真室川町に至るまでの山間の道路は、春は新緑、秋(晩秋)は紅葉のみどころがたくさんあります。滝もいくつかあります。

ただしそれほど広い道路ではなく曲がりくねった箇所も多いので、景色にみとれたり路肩に不用意に駐停車すると非常に危険です。344号が改修される前の旧道との接合箇所や、ところどころ路側帯が広くしてあるところに車を停めて、ゆっくり景色を眺めました。

一口に紅葉といっても、実際には淡黄色から黄色、橙色、赤、紅など、色合いはさまざまで、それは樹木の種類や個体や標高ごとに微妙に異なります。またすべてが紅葉しているわけではなく、まだほとんど緑のままのもあれば、すでに紅葉がすんで枯れ色になっているものもあります。それらが渾然一体となった錦秋のようすは、やはり幾度みてもすばらしいものだと感じます。

 

 

 

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