2/22の胴腹ノ滝

 

2月22日午前8時40分頃の胴腹ノ滝です。前回の2月10日に比べ水量がずいぶん減っているという第一印象でしたが、あとで左右それぞれの個別拡大写真を検討すると右は若干減少、左は逆にすこし増加しているようにも見えます。ただしそれほどはっきりした差があるわけではありません。

しかし今回おどろいたのは、右の湧水の温度は昨年12月10日以来ずっと同じ8.6℃であるのに対し、左は8.4℃しかないことです(気温はマイナス4.6℃)。わずか0.2℃のちがいと思われるかもしれませんが、昨年3月1日以来の定期的な水温観測ではこれが最低温度で、しかも左右の温度差が0.2℃というのも初めてのことです。

最近は寒暖の差が大きく、晴れれば春の到来かと思うほど温かい日もあれば、吹雪いて平地でマイナス5℃を下回る日もあります。雪ではなく雨が降って道路の雪がほとんど消えてしまったこともあります。左側の滝の水量がわずかながらとはいえ増えているように見えるのは、ひょっとして降雨が作用しているのかもしれません。そうしたことが今回の湧水温度と温度差に影響している可能性はあると思います。

胴腹ノ滝に調査&水汲みに行くのは平日の朝が多いので他の人と出会うことが少ないのですが、今回は車道の際や歩道の入口近くの除雪をしていたら、私より若そうな男の人がひとり水汲みに来ました。「おたくも雪かきしないか?」と声をかけたのですが「いやいや」と笑って逃げるように行ってしまいました。残念。

下の写真はその胴腹ノ滝に向かう歩道入口付近のようすですが、除雪車がどけた雪が道路の両側に壁となっており、高いところは2mを越えています。1mくらいはカットしてやらないと歩道に踏み入ることが困難な状態になっています。

 

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