ユーランダケアエという時計

直径40センチの大きくてシンプルなデザインの掛け時計。文字盤はサワグルミ(沢胡桃)の一枚板、フレームはアメリカンブラックウォールナットの50ミリ厚の板をリング状に切り抜いたものですが、両方ともクルミ科=ユーランダケアエ(JUGLANDACEAE)の樹木です。1から12までの数字と針は厚さ1ミリ強のホンコクタン(本黒檀)の板を糸鋸で切り抜いてこしらえました。3個くらい失敗して破損してしまいましたが。こちらはカキノキ科。

この時計は今年(2010年)の7月に、愛知県東海市のギャラリートータクで 開催された『16人の木工作家による時計創作展』に出品したもののひとつです。当工房には定番品の時計がいくつかありますが、それとは別に本展用に3種類(2種類は複数個)製作しました。

木製の手作り(一品ものor少量生産品)の時計でシンプル&モダン、そして機能的な時計は、意外にすくない気がします。

※本品は展示会初日にお買い上げいただきました。ありがとうございました。

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