工房まわりの花

わが工房(木工房オーツー)はいまは合併で住所表示が酒田市の一部になりましたが、すこし前までは八幡町(やわたまち)でした。町の中心部から東へ約3キロほど行った吉野沢という集落のはずれにあります。庄内平野から出羽山地へいくらか中に入った場所ですから、すこしおおげさにいうと工房の裏からあとはずっとどこまでも山が続いているという立地です。

工房は昔は工務店の作業場だったのですが、20年以上前に買い取りして土地・建物とも自己所有になっています。広さは105坪にすぎませんが、もとは川沿いの山地の一画を切り開いたところなので、けっこう山野草が生えています。自分で植えたりはいっさいしていないのですが、徐々に種類もふえている感じがします。もともと生えていたのもあるでしょうし、鳥や獣や昆虫が種を運んできたり、風で種が運ばれてきたりしたものもあるでしょう。

今日ためしに工房の敷地内に咲いている花を数えてみたら17種ありました。ヤブツバキ、ヒメアオキ、ニリンソウ、ムラサキケマン、ヒメオドリコソウ、カキドオシ、オオタチツボスミレ、スミレサイシン、ツボスミレ(ニョイスミレ)、オランダガラシ(クレソン)、エンレイソウ、セイヨウタンポポ、タネツケバナ、ミヤマハコベ、ミドリハコベ、コハコベ、ミミナグサ、です。他に種類が不明なものが数種。キクザキイチゲとエゾエンゴサクはほぼ終わりで、タチイヌノフグリとヤブジラミはつぼみでこれから。

そのなかからオオタチツボスミレ、ツボスミレ(ニョイスミレ)、ムラサキケマン、ニリンソウ、ミヤマハコベの写真をアップします。最後のミヤマハコベは12ミリくらいの小さな花ですが、清楚でかわいい花。私は大好きです。


オオタチツボスミレ
ツボスミレ(ニョイスミレ)

ムラサキケマン

ニリンソウ

ミヤマハコベ

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