鳥海山紅葉

 

11月の個展を前に大忙しなのですが、先の日曜日16日はたいへんいい天気だったこともあり気分転換で妻といっしょに鳥海山のブルーラインにドライブに出かけました。頂上は雪をすこしかぶっていますが、中腹はいま紅葉の真っ盛りです。

標高1000mの大平の駐車場からは、上方の伝石坂・見晴台方面の全山紅葉の景に圧倒されます(1枚目)。また標高約1100m余の鉾立の展望台からは、深い奈曽渓谷をはさんで稲倉岳や新山・七高山の険しくも美しい姿にいつもながら見とれてしまいました(2〜4枚目)。

おもしろかったのは、すこし上の展望台まで15分ほどのぼったのですが、妻に地形地質などを説明しながら景色を楽しんでいると、たまたますぐ隣に居合わせた女性二人からもっと詳しい説明を求められたことです。そこで私が鳥海山・飛島ジオパークのガイド研修生であることを断った上で、30分くらいいろいろとお話をさせていただきました。登山はときどきされているそうですが、これまで知らなかったことをたくさん知ることができ、今まで以上に鳥海山がすばらしいことがわかってうれしいと言われました。

山に来る人が全員ではもちろんないと思いますが、地形地質や植生、生態系、山をめぐる地元の人の文化や歴史といったことに強い興味関心を持っていることを実感しました。科学的事実と歴史的事実にもとづいたきちんとした説明、しかもそれほど予備知識のない人にもわかるようにかみくだいた丁寧な説明がだいじですね。

お礼ということで持ち合わせておられたチョコレートを2パックいただきましたが、こちらこそありがとうございました(いいガイドをするにはなんといっても場数を踏むことが必須です)。

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