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木取ふたつ

 

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椅子とそれに合わせたサイドテーブルを1組製作しています。写真上がクルミ材で椅子の木取(きどり)と一次下拵(したごしらえ)が終わった各部材、写真下が建築解体材のマツ(松) で   サイドテーブルの木取と一次下拵を終えたものです。

木取は素材から甲板なら甲板を、脚なら脚になる部分を大まかに切り出すことです。材料は天然の無垢材なので、家具としてのできは木取いかんで三分の一くらいは決まってしまいますし、いちばん迷い悩むところです。図面の寸法に合えばいいだけでなく、木目の調子や向き、色合いのバランス、そしてもちろん材料コストも 考えながらすこしづつ素材から切り出していきます。

下拵えは、木取でおおまかに取った材料を、最終的に用いる厚さや幅や長さに決めていくことですが、地域や人によっては「木作り」とも呼んでいるようです(どちらの言い方が正しいor正しくない、ということではありません)。当工房では下拵といい、最初にある程度の寸法に整えていく作業が一次で、1週間くらい寝せた後に必要に応じて二次・三次と削ったり切ったりして最終寸法にします。今回は一次下拵で厚みと幅はプラス3mm程度までできたので、二次までやれば寸法は決まると思います。長さについてはホゾの加工や、組立時の掴み代などの関係で、プラス15〜30mmにしておきます。

じつはこの記事は1週間以上前に下書きしたものですが、ブログのサーバーの不具合があって写真をアップできなかったため、発信を保留していました。サイドテーブルのほうはすでに完成しており、いま椅子の加工をしているところです。