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柳宗理のボウル

 

柳宗理デザインの直径27cmのステンレスのボウルです。柳宗理(やなぎそうり・本名はやなぎむねみち 1915~2011)は20世紀に活躍した代表的かつ世界的な工業デザイナーで、工業製品のほか玩具やオブジェや建築物・サインなど幅広く活躍しました。

調理器具のデザインは実物の試作もふくめて数多く手がけており、いずれも定番的なロングセラーとなっています。ステンレスのボウルは径13・16・19・23・27cmがあり、手つきのストレーナー(ざる)&ストレーナーや鍋類と組み合わせて便利に使えるようにできています。たとえば19cmのボウルに同じ19cmのストレーナーを合わせると、両者の側面の形状は微妙に違えてあるので、水切りが自然にうまくできるといったことです。単品としてのデザインではなくシリーズとしてシステム的に開発しているということですね。

昨秋、地元のデパートの清水屋の画廊で個展を開いたこともあって、たびたび清水屋を納品等で訪れることがあり、同じフロアの食器・調理器具フロアをのぞいてみたら柳宗理デザインの製品が数多く展示販売されていました。言うまでもなく私も彼の名前は以前から知っていましたが、現物を見たのは初めて。手にとってしげしげと眺めてみると、じつによくできています。

それでとりあえずということで、いちばん大きな径27cmのボウルを購入しました。ホームセンター等で売っているボウルの倍以上の値段ですが、それだけの価値はあると思います。表面仕上げは螺旋状のヘアーラインがほどこされており、写真のように野菜や果物を放り込んだだけで絵になりました。一気には無理ですが、順次買いそろえていこうかなと考えています。