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新しい片手鍋

 

1月22日の当ブログの記事で柳宗理(やなぎそうり・本名はやなぎむねみち 1915~2011)のボウルを紹介しましたが、続いて片手鍋です。径18cm、容量2リットルの艶消ステンレス製。わが家のキッチンのコンロはプロパンガスなので、IHには非対応でだいじょうぶです(同シリーズに基本形は同一で、磨きのステンレス製やIH対応3層のものもあります)。

20年ほど使っていたステンレスの片手鍋が柄のリベットがぐらぐらしてきて、万一がたんと外れて大火傷という心配もあるための買い替えでした。店頭でいろいろなメーカーの片手鍋をみたのですが、結局最初に目にとまった柳宗理のデザインになるこの片手鍋に落ち着きました。

ちょっと変わった形で、注ぎ口が左右についています。それも柄に対して90度の位置ではなく、使い勝手を考えてすこし開いた位置に設けてあります。2枚目の写真でわかるように蓋を任意の位置にずらすことによって蒸気の排出量を調整したり、お玉を入れたままにもできます。また口を大きめに開いて、ざるをつかわずに蓋を押さえたままで野菜などの茹でこぼしも可能です。そのためもあって蓋の樹脂製のつまみは下のほうが大きく広がっていて指が火傷しないように工夫されています。単なる見かけ上のデザインではありません。

3枚目の写真は別売のざる(ストレーナー)で径19cm、ステンレスのパンチングメタル製です。ちょうど片手鍋にうまくおさまるように設計されており、この状態でざるの底と鍋の底とに2cmほどの隙間ができます。鍋のふたもぴったりかぶせるようになっているので、鍋に浅く水をはって野菜等を蒸したりもできます。ただし欠点というわけではありませんが、複層構造の厚手の鍋ではないので、火力を強くしての煮込み料理などにはあまり向いていません。

すでにロングセラーの有名な製品ですが、柄だけの交換もでき、重度の焦げ付きなどの磨き直しのサービス(有料)もあるそうです。たぶん私のこの後の生涯いっぱい活躍してくれるでしょう。